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岩沼市議会は民意を代表するか? [市議会]


今日、岩沼市議会を傍聴する。26年度予算案は無事可決された。問題は、以下の討議。
発議 1.岩沼市議会会議規則の一部を改正する規則について
意見書1.特定秘密保護法の廃止を求める意見書
意見書2.宮城県原子力発電所の安全性に関する検討委員会の設置を求める意見書
 さらに最後に出たのが、火葬場を一刻も早く建設してほしい決議だ。

各議案については手もとに資料がないので、詳細は不明 
質疑、討論、表決と続いた。(議員定数は18名 、議長を除くと17名)
結果は (自分が瞬間、数えた数字なので、正確かどうか?)

  市議会規則  賛成8:反対7:棄権2 可決 
  特定秘密保護 賛成4:反対13    否決
  原発検討委員会  賛成7:反対10  否決
  火葬場建設推進決議 賛成10:反対7 可決
感想
 1)  議長が表決しますと言って、議員が立つのだが、瞬間の出来事なので、数もわからない。
賛成多数で可決だけではわかりにくい。傍聴している市民にわかりやすい議会にしてほしい。
例えば、「賛成8:反対7:棄権2」とかで、数を言って欲しい。もしくはボタン式で電光掲示板表示とか。
2)
 原発にかかる検討委員会設置もあえなく大差で否決。 以前、女川再稼働反対の意見書は可決されたのに、議員さんは心変わりをしたのか? 議員さんの心も風化しつつあるのか? 

3)表決を棄権するとは何事か? 市議会規則の表決で2人の議員が棄権した。議員の自由な活動を制限するのではという反対意見もあるなかで、何故、議員に与えられ権利を放棄するのか?、会ったら尋ねてみたい。

4)火葬場の件では長い討議だった。最も、身近なことだから。 志賀の塩入地区に候補を決めたそうだが、市長も禍根を残さないようにすると答えたらしい。 まだまだ、全て住民の合意を得られていない不明瞭のなかで、何故、急ぐように決議するのか疑問。 この問題では、百条委員会設置も発議されたが、7:10で否決されたばかりだ。
 
 百条委員会の設置まで出た案件である。まだまだ、火葬場建設候補地が決まるまでの過程に不明瞭なところ多いと思う。1%の反対があっても、その少数意見も尊重しなければならないと思う。
   

 特定秘密保護や原発検討委員会設置の意見書を出した議員が議員の自由な活動を制限するのではないかと危惧される件や、決まり方が不明瞭な火葬場建設にかかる百条委員会設置に反対し、さらに、その推進決議には賛成するとは? 民意を反映している地方議会なのか?。

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井口市長の答弁 放射能の知見もないし、専門の職員もいない!! ナントカして [市議会]

今日も、岩沼市議会を傍聴しました。渡辺ふさ子議員が一般質問で、
   「今後の岩沼市の保育行政、
    放射性物質等の測定、
    自然エネルギー」を質問しました。傍聴人は6名 。昨日はたった2人だったので、今日は多い。
質問時間40分を目いっぱい使ってのやりとりでした。
 井口市長と安住市民経済部長が答弁にたちまっした。いつもながら、「やる気のない」答弁ばかりで、シンドクなりました。いずれ、詳しい報告があるかと思いますが、簡単にいうと、次の通りです。。

具体的には
 放射性物質用の測定では
   1)土壌検査 
    (1)土壌検査を家庭菜園に限定している原因は?
    (2)空間放射線量の高いところは土壌検査もして対応を考えるべきではないか?
   2)市政報告の 「今後、線量率に大きな変化があった場会、必要に応じて対策とあるが、どんな対策を?
   3) 空間放射線量sの測定
    (1)測定の高さで地上5cmも加えてはどうか?
    (2)ホットスポットになりやすいポイントを複数箇所を測定してはどうか?
等の質問がだされました。
  答弁はすべて、「NO」 の答えでした。

安住市民経済部長   
   土壌検査は、家庭菜園で放射性物質が土壌から野菜に移行するので、     心配で参考までに検査する。     普通の土壌は空間放射線量の測定で判断が可能。土壌の放射性物質検査は必要ない。     市内の空間放射線量は国の基準0.23μSv/h以下であり、土壌の調査は必要ない。
井口市長    岩沼市には放射能についての知見はないし、職員もいない。だから、県や国に従がわざるを得ない。    国の基準で判断してやるだけ。 放射能対策は国がやること。

 井口市長の答弁はいつもどおりです。 みずからの無力を理由に答えて、市民の生活を守るという視点が見られません。地方のまつりごとを放棄した政治家?といわざるを得ない。自分の判断もないし、自分の考えもないんですか?
 
あげくの果ては、「こちらから質問するのはおかしいけれど、具体的にこうやったら良いか、提案してほしい」と、逆質問もでました。 いろんな提案をしているのに、それには錦の御旗(国基準)を理由になにもせず、知見も人もいないので、具体的に提案してくれというのは、、まさに自己矛盾。

これからも消耗戦は続くが、やり続けるしかない。本当に市民の健康と命を守るんだという決意を持ってほしい。



 

放射能対策の前進を!! [市議会]

平成24年度第4回岩沼市議会定例会 を傍聴、
 今日は須藤功議員の発言問題で1時間以上中断から始まりました。午後は、森繁男議員の「東部地区まちづくり」、酒井信幸議員の「防災訓練」、大友健議員の「東日本大震災にうついて」、渡辺ふさ子議員の「放射能対策の前進を」と夕方いっぱいまでかかりました。

以上、聞き間違いがあるかもしれないが、

井口市長は「0.23と0.05がどう違うかよくわからんし、放射能の知見のある職員もいないし、私もわからない。国の示したものにならう」と答弁した。まったく情けない答弁です。 聞き間違いであってほしい。
、国の決めた基準に従うのみで、放射能対策には消極的な姿勢が丸出し。健幸先進都市岩沼の名前を呼ぶに恥ずかしい。市民の安全、安心生活をちゃんと守る気のない行政に対して、断固たる市民の声をあげなければならないと改めて痛感!!
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1)大友議員の東日本大震災 : 集団移転の2回目の個別面談の結果 被災者のA,B,C,D,E選択の比率はどうか?という質問に、 井口市長は、回答は7割程度で集計中と、具体的な数字は言わず。
 (A :購入、B:借地、 C 公営 D、個別、E その他)  集団移転が激減したのか? 井口市長は「A,Bで半数以上」とは言ったものの、、、。(具合の悪い数字は伏せるのかなと? )

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2)渡辺ふさ子議員 放射能対策
主なものをあげます。
 (1)
 「食品放射能検査 検出限界値を下げるべきではないか? 」

 という質問に、井口市長は「検討する」と答弁、具体的には、安住市民経済部長が、「一般持ち込み食品もマリネリ容器で行う」と答えた。

   ここは、1歩前進です。以前はV-11型容器だったのですが、給食関係はすでにマリネリ容器へ移行、一般   持ち込みもマリネリ容器を使うということで、検出限界値が下がることが期待される。
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 (2)
「給食の事前検査を行うべきではないか?」

という質問に対し、影山教育長は「事前は難しい。トータルで計測する意味でも、当面は現在の状態でやっていく」と、給食食材の事前検査は行わないと発言した。 

   事後だけで良いと思っているか!かな? 姿勢は消極的 -------------------------------------
 (3)
「学校の給食だよりの検査報告はどうやっているか? 限界値を示して詳しく ?」

という質問に、影山教育長は「安全が分かれば良い。低学年にも分かるように、よりシンプルに、わかりやすく。 安全、合格、不検出で良い」と答えた。

簡単であれば良いのか? 合格って、なにが合格なのか?
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(4)
 「阿武隈川からの取水を止めてほしいという声が寄せられている。市長の見解を問う」

という質問には 井口市長は「東北大学の検査では不検出となっており、問題ない。それを信じざるをえない。特に切り替えるとかは考えていない」と答えた。 水道事業所長も「国の基準を満たしており、改めてやることはないし、問題ない」と答えた。

                やっぱり、我々自身で精密検査をやって、データを示さないといけない 
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(5)
その他、子どもの健康調査については、宮城県の有識者会議の結果をそのまま報告し、健康調査は必要ないと佐藤健康福祉部長が答えた。また、保育所等の除染基準を地上5cm、0.19マイクロシーベルト/hに設定しているところもあるが、という問いにも、「国の基準に従う」と答えた。

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